看護師の転職状況
自分という商品を面接官にいかに高く買ってもらうかが面接突破の鍵となるのだから、ここではみずからセールスマンとなり、自分の人間性や能力を最大限に売り込むことに力を尽くしてもらえばいいわけだ。
その自己PRのポイントは、自分の長所を述べることと何が得意なのかという2つで、どんな質問にも、この2つのポイントにスポットを当てて話、ができれば面接の場ではベストなのだ。
面接官の最大の関心事は「人間的に信頼できるだろうか」ということと「仕事をまかせるのにその潜在能力がどこまであるか」ということで、これを面接の問中じっくりと観察していると思っていい。
自己PRは、かみひとえ一面だから、ペラペラ、自画自賛と紙一重としゃべりすぎず、むしろはっきりした主張に具体例を添えるなど、簡潔に中身のある話を心がける工夫や演出が大事になる。
相手の興味をそらさないで話のなかに引き込めれば、相手の関心を買えたことになるし、また、自己PRとして聞き上手の演出も一種高い評価のポイントになってくる。
企業は、能力のある人材をのどから手が出るほど欲しい。
だから、高い広告料で求人広告なのだ。
「私は、能力のある人間だ」「これだけの仕事ができこうしたポイントを折に触れ言う」、身振り手振りでアピールしていく。
機知がこのとき大きな役割をするのはいうまでもない。
口ベタでどうやってもうまくしゃべれない、機知のきいた会話で自など遠くおよばない、という人も結構いるはずだ。
もちろん、誠心誠意の気持ちがあれば、相手にもその心は伝わらないでもないが、確かに内向的な人の背負うハンディは大きい。
そのときは、自分をアピールする資料を面接の場に持参することだ。
これも私の体験だが、ある家具メーカーでデザイナーの募集をしたときのこと、なかにひとり、非常に内向的でほとんど質問に対して、相手の目を見て答えられない人がいた。
常に下を向いてボソボソした調子で話をする。
それで社長は「こんな内向的な人間はだめだ」と判断して、質問を途中で打ち切ってしまった。
しかし、そのときの私には何か妙に勘が働いて、ひょっとして、この人にはデザイナーとしてのすごくいい腕があるんじゃないかと思えた。
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